ドイツを代表するフォーグラー弦楽四重奏団によるドヴォルザーク弦楽四重奏曲の第2集。1895年に作曲された第14番と第13番の間に、1870年作曲の第4番が挟まれています。そして最後に「糸杉」から5曲が収録された2枚ものCDです。録音は2011年～2013年。第1集のレビューでも触れた、シンフォニックな響きが特に印象的なのは第13番。感動します。第14番ではそれに加えて、各楽器の絡み合いが素晴らしい。丁々発止やり合うかと思えば、優しく寄り添う。ファーストの旋律だけでなく、控えめながらセカンドやヴィオラが自らを主張しますが、これがまたグッときます。第2集になって、ますます調子が上がってきた感のあるフォーグラー弦楽四重奏団。今後も期待してます！